2011/02/23

便利の裏側

今日も穏やかな仙台より営業部員です。

スピードが求められる情報社会に生き、便利になったことは沢山あります。
それが当たり前で便利だと感じる機会すら減ってしまったように思います。
携帯電話で新聞や本を読めるなんていう時代になりましたからねー。
でも、便利の裏側は”不便”なんでしょうか?

小学校に入学したとき、私の鉛筆削りは電動でした。
差し込み口に鉛筆を差して、ぐーっと押せば削れるというもの。
一瞬にしてとんがっちゃうものだから、
芯が丸くなっていくこと=勉強した証のようで削るのが楽しみでした。
ところが、小3になりカッターで鉛筆を削りましょう!という授業が設けられたときのこと。
うまく削れず四苦八苦しました。削り過ぎて鉛筆の減りは速いし…。
でも、鉛筆への愛着が湧き、どうしたら長く使えるか?と小3なりに考えたものです。

ここ最近シュレッダーを購入しようとしていた私。もちろん電動式。
機能や価格で理想のものに出合えず購入をためらっている内に書類は溜まるばかり。
ある日ビリビリ破ってみました、なるべく細かく細かく。
あら!楽しい♪♪♪
無我夢中で破り、ビリっという豪快な音と裁断し終えたときの爽快感で
気付けば破ることより”ストレス発散”が目的になっていたような。

便利の裏側は、やっぱり”便利”なのかもしれません。